10月9日 いつも山小屋ではぐっすりと寝れる方なのだが、どういうわけか熟睡できないで朝を迎えた。 布団をたたむと・・・・敷布団は正方形で2人で1枚使うのだが、隣りが1人分空いていたので 遠慮して空いてる方に寄せて寝ていたつもりだったが、その隣りの敷布団との境に寝ていたようで ・・・・なんと背中部分は布団無しで床に直接寝ていたのだった。 どうりで背中が寒かったわけだ! 朝5時、朝食前に外に出てみた。 水平線に赤い帯 富士山が見える いったん小屋に戻って朝食をとる。 大きな山小屋も、この日の宿泊は少なかったようだ。 ご来光が気になるので、大急ぎで食べた、写真も慌てて撮ったのでピンボケ! 少し明るくなって、富士山もいい感じ。 常念の横に日が出てきました。 小屋の裏に周ると笠ヶ岳にモルゲンロート 6時20分 小屋を後にし槍沢を下りて上高地に向かいます。 何度も振り返って槍の見納め それにしてもフレアが酷いな! モニターで確認したときは逆光でモニターがよく見えなかったからな~! EVFが必要ですね。 ナナカマドの実。葉は台風ですっかり吹き飛ばされてしまったようです。 紅葉がいい感じになって来ました。 どんどん下ります。 槍沢の水がキレイ 紅葉に囲まれた登山道 振り返れば険しい山々 8時50分 ババ平に着きました。 テントが張れるキャンプ場です。 昔はここに小屋があったようです。 飲み放題の美味しいお水 9時20分 槍沢ロッジ 横尾までまだ4kmもあります。 沢沿いの道はほんと気持ちがいい 降り返って撮ってます すれちがう人、テント背負ってる人多いな~! 双六も槍も夜はものすごく寒かったので、テントで泊まる人ってそれなりの冬装備を持ってるの だろうか?すごく心配になります。 小屋の中にいても寒かったからな~! 支流が槍沢に流れ込みます。 11時 ようやく横尾 急に人が増えます。 涸沢に行く人が多いのでしょう。 団体ツアーも多いみたいです。 例年だったらこのタイミングが紅葉のベストなのですが、今年は1週間遅くてもう終盤です。 12時 徳沢 ここで名物のソフトクリームなんて食べようと思ったら、食堂はこの混雑で あきらめました。 テントサイト 山に登って上高地に下りるときはいつも明神にある嘉門次小屋で岩魚定食を食べるのが 楽しみなのですが、徳沢であの混雑だとチョット無理かと悩みます。 このあたりは観光客も通る広い道 12時50分 明神館 凄い人の多さ 食堂は空いていたので、ここで昼食 明神カレー 2時10分 カッパ橋に着きました。 残念ながら、穂高の上部は雲の中 上高地バスターミナル ここから予約していた3時発のさわやか信州号で帰途につきました。 今回は3日間天気に恵まれ最高の北アルプスを堪能することができました。 3日間で10本のアミノ酸を飲んだおかげか、疲労も少なかったのがなによりでした。 槍ヶ岳登山記、長々と読んでいただきありがとうございました。 最後に途中で貼り忘れた常念の写真! にほんブログ村 #
by esmori
| 2014-10-22 15:32
| 山
10月8日 槍ヶ岳山荘の夕食 ちょっと盛り付けが面白い。 夕食を終わって、窓を見ると夕日が美しい。 部屋に帰ってカメラをかかえ外に出てみると 月が・・・ この時は、今夜が皆既日食だとは知らなかったのです。 でもあまりに月に気をとられて 何枚か撮って、夕日のことを思い出し、小屋の裏に周ってみたら・・・・ 遅かった! なんと日没を逃してしまいました。 せっかくのチャンスを逃してしまいましたが、替わりに月! この頃になると周りの人からの情報で月食を知りました。 正直に言うと月食にはあまり興味がなかったのです。 それより、月明かりで星がでないことをがっかりしてたので、月食で星が見え始めたのが嬉しかった。 つづく にほんブログ村 #
by esmori
| 2014-10-20 21:45
| 山
槍ヶ岳山荘で昼飯にカレーとビールをお腹に入れたあと、1時間ほど休んでいよいよ山頂に向かいます。 山荘でヘルメットを500円で借りました。 ヘルメットの必要性は落石以外に滑落したときに頭を守ることの重要性を知ってはいましたが 登っている最中にせり出した岩に何度か頭をぶつけたので、これはあったほうがいいかなと 思いました。 実際、半分以上の方がヘルメットを着用していました。 山頂のアップ 途中の人 さて行きますか 直ぐに岩登りになります。 大きな岩も不安定で落ちそうだけど、この上を越えて行きます。 最初の梯子を越えたところ これは前もって調べてはあったけど、岩に打ち込まれたピンを掴んで登っていきます。 意外とピンを掴むまでの距離があって身長の低い人は大変なんじゃないかな。 最後の梯子2段です。 25分ほどで登頂 槍ヶ岳の天辺です。 怖いのでできるだけ下を見ないで登ったけど、やれやれ、やっぱり怖かった! 足元は不安定な岩だらけなので山頂で立つことも結構怖い。 しゃがんでいる人が大半です。 下を覗き込むと 記念に1枚撮ってもらいました。 へっぴり腰! 素晴らしい景色です。 北穂、奥穂、前穂、ジャンダルム 昨年登った常念の美しい山形 真ん中に飛び出しているのは小槍 アルプス一万尺♪ のあれです! 20分ほどで下ることにしました。 梯子に取り付くのが怖い! なんとか無事におりて来ました。 早速、1人乾杯、この時期 生ビールがなかったのが残念! でも、最高の満足感でした。 つづく にほんブログ村 #
by esmori
| 2014-10-17 09:52
| 山
10月8日朝 小屋の朝食 6時20分 双六小屋をあとにして、西鎌尾根に向かいます。 鷲羽岳 少し登って振り返ると、いい天気です。 この時期の小屋前のご来光は樅沢岳に隠れて見えません。 しかし登って行くと日が出てきました。 笠ヶ岳 足元の草に霧氷が着いて素晴らしい景色になりました。 白く雪を被っているのは薬師岳かな? 槍が見えてきました。 テンションが上がります。 逆光でフレアが写りこんでしまうのが残念! 実は今回はカメラを3台持ってました。 常に首から下げていたのはNIKON 1 10-100mmです。 数日前に山でレンズをぶつけても多少のプロテクターの代わりになる ゴム製のフードを買ったのですが、これを付けるとワイド端でケラレルことが 分かり、持ってこなかったのです。 このレンズが逆光にこんなに弱いとは・・・・ もう一台は、槍に登る際に胸のポケットに入るサイズのコンデジ! さらにもう一台は、夜景撮影とここぞというときのためのRX1です。 樅沢岳 山頂の看板 ガビガビに凍り付いています。 霧氷と槍 足元の落ち葉にも霜が着いています。 エビの尻尾と槍! これが見れたのは、すごくラッキーでした。 登山道は一部北面に雪が残ってましたが、ごく僅かで危ないことはありませんでした。 美しい クサリ場が出て来ました。 錆びたクサリです。 あまりクサリに体重をかけたくないので、岩を掴むのですが この場所、岩がもろくて掴むと剥がれます。 慎重に通過。 通過した後、下から見た写真 9時 左俣乗越 ちょうど中間点です。 ずっと あこがれの鑓が見えている展望が素晴らしい西鎌尾根です。 小説「孤高の人」で猛吹雪にあい生涯を閉じた加藤文太郎が挑んだ北鎌尾根 またクサリ場 槍と小槍のアップ 硫黄岳 その右奥は燕なのかな? 千丈乗越 この尾根では数少ない人との出会い。 西鎌尾根を振り返る だいぶ急登になってきました。 似たような写真ばかりだが、つい撮ってしまう。 う~ん、きつい登り! もう少しです 山頂に取り付いてる人が見えました。 12時10分 槍ヶ岳山荘 着 山荘前から槍沢方面 すぐにチェックインしました。 部屋の中はこんな感じ。 とにかく昼飯、これからアタックするので迷ったけど、やっぱりビール! この天気で最高のいい気分でした。 つづく にほんブログ村 #
by esmori
| 2014-10-16 07:30
| 山
つづきです。 12時 ラーメン食べた後、鏡平小屋を後にします。 ここから稜線に出るまで少し急登が続きますが振り返ればこの眺め! 槍の手前の尾根は明日行く西鎌尾根です。 13時 弓折乗越 先ほどまでいた鏡平も箱庭のよう 高度を上げて行きます。後方は笠ヶ岳 鷲羽岳が見えてきました。 夏、ここに来たかった。 この景色を見ながらだと疲れも感じません。 双六池 小屋裏のテン場 風が強くなってきました。 14時23分 双六小屋に到着 受付します 早速談話室でビール この日の登山道で抜きつ抜かれつしていたメンバーが集まってきました。 山の会話に花が咲き楽しかった。 翌日は雲ノ平方面に向かう人が多く、槍方面はいなかった。 夕食 この後、日が沈むのを楽しみにしていたのだが、ここからだと双六岳の裏に沈むため 夕景は見えないそうだ。 そしてご来光も樅沢岳に隠れてしまうとかでちょっとがっかり。 外に出ると下界に雲が広がり始めていた。 暗くなってから星空も期待したが14番目の月が出て空は明るく、星の撮影もあきらめました。 つづく にほんブログ村 #
by esmori
| 2014-10-13 09:20
| 山
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